楽器を演奏する上で避けては通れないもの、それは「音程」です。
音楽理論の基礎的な部分でありながら、最もとっつきづらい厄介な存在です。
ただ、音程さえマスターすれば音階(スケール)や和音(コード)の理解がしやすくなるので是非チャレンジしてみましょう!

絶対にわかる音程レッスンでは段階的に音程が理解できるように解説していきます。
レッスンは1から順番に読み進めることをおすすめします。
なるべく分かりやすく解説するよう心がけますが、全てのレッスンを1週して理解しようとせず何周かすることで、より理解が深まります。

音程は音の高さではなく音と音との距離

音程について学びはじめるとき、一番始めに知ってもらいたいのは
音程とは音と音の距離」ということです。

長さを測るときには○○cm、重さを量るときには○○kgといったように、音と音との距離を測るときには○○度といった呼び方で数えます。

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音程の数え方

音程は音と音との距離(へだたり)を測り、表記するものです。

では、さっそく例を見ていきましょう。
音程を習得するには楽譜と鍵盤の両方をイメージするとわかりやすいです。

まずはこちらの楽譜を見てください。

ドとレが書かれています
楽譜を見たときに鍵盤をイメージすると、こんな感じです。

イメージするときに色まではイメージしていませんが、ドとレが押されて鍵盤が下がっているイメージをします。

このときの音程は2度となります。
数え方はとても簡単です。

ドから順番に1度(ド)、2度(レ)と数えます。

では、ドとミの音程は何度でしょうか?

こちらも同じように数えてみます。

ドから順番に1度(ド)、2度(レ)、3度(ミ)と数え、答えは3度となります。

では、ミとファは何度でしょうか?

ミとファの間には黒鍵がありません。
ですがこれも他と同じ用に…

ミから順番に1度(ミ)、2度(ファ)と数え、答えは2度となります。

では同じように間に黒鍵がない場所はどこでしょうか?

シとドの間にも黒鍵がありません。

ここも、1度(シ)、2度(ド)と数え、2度となります。

次はファから数える広い音程を見てみましょう。

数え始める音がファに変わり、音程が広くなっただけで数え方は変わりません。

ファから順番に1度(ファ)、2度(ソ)、3度(ラ)、4度(シ)、5度(ド)、6度(レ)と数え、答えは6度となります。

ではもう一つ、別の音程を数えてみましょう。
ミとラです。
もう数え方はわかってきましたか?
1度(ミ)、2度(ファ)、3度(ソ)、4度(ラ)と数え、答えは4度となります。
ポイント
音程はどの音からでも順番に1度、2度、3度・・・と目的の音にたどり着くまで一つずつ数えることで簡単に知ることができます。
長さや重さを計るときと違うのは0度からではなく、1度から数え始めることです。

シャープやフラットが付いた音の数え方

シャープやフラットが付いた音の数え方も基本的には先程と同じです。

ソ♯とレ♭の音が書かれています。
このとき、鍵盤では

ソ#とレ♭が押されていますが、ラ♭とド#とも同じ音を押さえていることになります。
ですが、音程を計る上では「ソ#とレ♭」と「ラ♭とド#」では全くことなるため、必ず鍵盤だけではなく、楽譜も意識する必要があります。
これらの違いは、先程のシャープ、フラットが付いていないときの数え方を使うと簡単にわかります。

まずは、ソ#とレ♭では、5度となります。

ラ♭とド#の場合はどうでしょうか?

他と同じように数えると・・・

3度になりました。
鍵盤上では同じように見える音同士も、楽譜上でしっかりと何の音なのか意識すると全く見え方が変わります。

音程を知るということは音楽を形作る様々な要素を根底から理解できるようになるということです。

ポイント
音程を計るときの大前提として、シャープ、フラットが付いていたとしても、必ずそれらが付いていない状態の音同士を基準として度数を求めます。
もう少し乱暴な言い方をすると…
一旦はシャープ、フラットを取っ払って度数を求めることができます。
※取っ払ったシャープ、フラットを付けた場合の音程の求め方はもう少し先のレッスンでご紹介します。
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