楽器を演奏する人がなりやすい腱鞘炎。
一度なると中々治らない上に、結構な痛みもあるので日常生活にまで影響がでます。
まして、本番前に発祥してしまったら最悪。練習なんてもってのほかです。
楽器を演奏する前と最中にできる対策をご紹介します。

楽器演奏はスポーツ!準備運動は欠かさずに!

いきなりハイテンポ、力強いフレーズの演奏はやめましょう。
指がほぐれていないうちに始めると無理な力が加わりやすいです。

やさしく、ゆっくりとしたフレーズからはじめましょう。
ピアノで言えばハノン、バイオリンならカイザーやクロイツェルといった教本でもいいですし、好きな曲でもいいです。ゆっくりとしたテンポではじめて徐々にスピードアップしていきましょう。
スピードアップとともに演奏中にピアニッシモからフォルテッシモまで混ぜると更に良いです。

スポンサードリンク

同じ運指の反復練習に注意!

難しいフレーズや指回しがあると何回も続けてずっと練習していませんか?
練習回数を重ねることは大切ですが、指を痛めることに繋がりやすいです。

普通なら練習しているうちに指が「痛い」、「疲れた」と休憩をとります。ですが、焦っているときや気合が入っているときは妙なプレッシャーから休憩を取れません。

かと言ってちょっと練習して休憩・・・を繰り返していては時間がもったいないです。
反復練習するときは2つ以上のタイプの違うパターンを用意して一定時間ごとに演奏するパターンを変えましょう。

たとえば、こんなフレーズの組み合わせパターンが考えられます。

  • 速く指を動かす必要があるフレーズ
  • ゆっくりだけど、複雑なフレーズ
  • 運指は簡単だけど、リズムが難しいフレーズ

これらを一つ10分~15分と決めて、順番に練習していくと効率よく練習もでき、指も痛めにくくなります。

1日の終わりにはお風呂でゆっくりマッサージ

速弾きに定評があるジャズピアニストが次のようなことを言っていました。

「どんなに忙しいときでも、1日の終わりはお風呂で20分以上かけて腕と手をマッサージする。」

肩から指にかけて様々な筋肉を使う楽器演奏は疲労もかなりたまります。
それがプロとものなると毎日ですから、1日の疲れはなるべくその日のうちにリセットしてしまいたいです。

ストレッチ、マッサージは次の3つがおすすめです。
ただし、腱鞘炎になってしまっている場合や痛みがある場合は絶対にやらないでください!

  • それぞれの指を握る方向、開く方向に伸ばす
  • 片方の手の指を全て握りながら、手首を内側、外側それぞれへ曲げてキープ
    (肘は曲げないでください。)
  • 腕から手のひらにかけて親指を使ってゆっくりと押しこむようにマッサージ

それでもだめ痛くなったら病院へ


対策はしていても腱鞘炎になってしまうときはなります。
そんなときは迷わず病院に行ってください。

腱鞘炎を診察してくれるのは整形外科です。
放っておくと症状が悪化して、文字を書くことさえ辛いです。

何ごともほどほどですが、まずは予防、それでもダメだったら病院へいきましょう!

この記事を書いた人

Ciela

音楽プロダクション「Aleile」代表のCiela(シエラ)です。
ポップス、CM、映像メディアのMA、環境音楽などの作曲家をしております。
シネマティックからポップなサウンドまでメディアを問わず制作を行っております。

follow us in feedly

Popular 人気エントリー