初心者でもわかる楽譜の読み方 | 4. ナチュラルの意味

♯(シャープ)や♭(フラット)以外にももう一つ、変化させた音を元に戻す(何も変化が加わっていない状態にする)♮ナチュラル記号があります。
♮(ナチュラル)記号を説明するには臨時記号と調号のどちらも知っておいたほうが理解しやすいためこの順番でのご紹介としました。

譜例で確認してみましょう

♮(ナチュラル)記号は臨時記号、調号、どちらに対しても効果があります。
まずはこちらの譜例を見てみましょう。それぞれ何の音で演奏されるか音符の下に書きました。
(楽譜を見慣れている方へ・・・♮(ナチュラル)の効果をわかりやすくするため一部、最適な音符表記ではありません。ご了承ください。)

  1. 調号でF#になった音をナチュラル記号でFに戻しています。
  2. この音はナチュラル記号を付けなくてもDの音が演奏されます。
    しかし、前の小節でD#になっているので分かりやすさ、親切さとして「ここは変化記号のない普通のDですよ」の意味でナチュラル記号が付けられています。
  3. 直前のA#の音をナチュラル記号で、変化のない普通のAに戻しています。
  4. 2.と同様、この音に変化記号を付けなくてもF#で演奏されます。
    しかし前の小節でF♮にしているため、親切さとして「ここは調号通り、F#ですよ」の意味でシャープ記号が付けられています。

ナチュラル記号の効果とは

譜例からわかるように、♮(ナチュラル)記号は臨時記号や調号で変化した音を、何もないまっさらな状態に戻す効果があります。
シャープ、もしくはフラットされた音を変化させ、まっさらな音に戻す意味でナチュラル記号も変化記号の仲間として扱われます。

この記事を書いた人

Ciela

音楽プロダクション「Aleile」代表のCiela(シエラ)です。
ポップス、CM、映像メディアのMA、環境音楽などの作曲家をしております。
シネマティックからポップなサウンドまでメディアを問わず制作を行っております。

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