どこかで聞いたことのある「Seasons Of Love(シーズンズオブラブ )」、実はミュージカルの名曲だということを知っていましたか?
今回は「Seasons Of Love」について詳しく見ていきます。

どんなミュージカルの曲なの?

Seasons Of Loveはロックミュージカルの名作「RENT」の中で流れる曲です。
この「RENT」というミュージカルは、家賃=RENTが払えないなど、いろいろな問題を抱えた若者達の物語です。
原作はプッチーニ作オペラ『ラ・ボエーム』で、作詞・作曲・脚本、共にジョナサン・ラーソンが7年の歳月をかけて書き上げた作品です。しかしラーソンはプレビュー公演初日、幕が開くのを見ることなく、病気によって35歳の若さで急死しました。
この作品にはラーソンが伝えたかった、現代のアメリカの若者が抱える問題(少数民族、性的少数者、麻薬中毒や HIV/AIDSなど)が描かれています。

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RENTの中の「Seasons Of Love」

この曲はRENTの中でも特に印象に残る曲の一つです。
舞台版では2幕の幕開けに出演者が舞台上に横一列に並んで歌うシーンがとても印象的ですが、映画版ではオープニングとして歌われています。
映画版のオープニングも舞台と同じ、横一列という演出が採用されています。しかし、この演出にはジョナサン・ラーソンへの追悼の意味があるのではないでしょうか?

この曲は物語に直接的な関係はありません。というのも物語を説明したり、あらすじ歌ったりしているわけではないのです。
加えて、クライマックスで歌われるような曲でもない。それなのにここまで有名になったのは、それだけ曲そのものが放つ魅力が大きいからです。

「Seasons Of Love」が伝えたいこと

冒頭に

Five hundred twenty five thousand six hundred minutes

翻訳すると「52万5600分」とあります。
これは、1年を「分」に直した数です。

52万5600分という1年をどう数えるのか。
夜が明けた数?コーヒーを飲んだ数?笑った数?それとも愛の数?
一生のうちのたった1年。
翻訳元 Rent (1996 Original Broadway Cast Recording)

数え方によってはとても大きな数字になる。
どんな数え方も出来る。
これは、「1年も数え方によっていろいろあるよね」と聞こえるかも知れません。しかし、RENTでは1年がどんなに大切なものか、1年がどれだけかけがえのない時間かを訴えています。
様々な問題や病気を抱えて生きている人達にとって、1年はとても重要でとても大きな意味があることがわかります。
「Seasons Of Love」を書いたジョナサン・ラーソン (Jonathan Larson)は7年もの時間をかけ書き上げた大作に、1年、1日、1秒の大切さを見出したのでしょう。この作品を通して人生を生きるということを改めて考えさせられます。

「Seasons Of Love」が流れているCMなど

ここまで、「Seasons Of Love」について紹介してきましたが、聞いたことあるけどどこで聞いたっけ?という方も多いと思います。
有名なものだと、

キリン ファイア 出演 江口洋介

意外にも最近のCMで使われています。
他には、Little Glee MonsterやアメリカのドラマGleeなどでもカバーされている他、ゴスペル、合唱、また、海外の著名アーティストに多くカバーされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「Seasons Of Love」の魅力、そしてこの曲の素晴らしさがお分かり頂けたでしょうか?
最後に一つ、もしこの記事を読んでRENTが見たくなったあなた。
是非、レンタルビデオショップやネットレンタル映画版レントを見てみてください!

「映画版か〜」と思ったあなた!大丈夫です!
映画の出演者は、ほとんどがブロードウェイ初演オリジナルキャストなんです。
ぜひ映画版RENTでSeasons Of Loveを聴いてみてください。曲だけで聴いても十分魅力がありますが、物語を通して聴くとさらに深みの増すこと間違いなしです!

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