はじめてセッションに行ったときの話 その2

根拠のない自信があった初セッション。
でも初参加の緊張で大失敗に終わりました。

では何がいけなかったのでしょうか?
どうすればもっと上手く演奏出来たのでしょうか?

その1はこちら

様々なキーに対応できるような練習をしていなかった

いつも弾き慣れている曲をいつも弾き慣れているキーだけで演奏していると、とっさの移調に対応しづらくなります。
なるべく色々なキーで日頃から演奏する必要があります。

理想を言えば12の全キーで練習するべきですが、そんな暇無いよという方がほとんどだと思います。
なので、毎日キーを5度ずつ上げて練習していきましょう。

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アドリブ区間のカウントができていなかった

アドリブでは何が起こるかわかりません。
カウントの仕方は一緒でも拍の取り方が違うことによって感じるリズムの速さが変わることもよくあります。
僕は練習するとき、いつもメトロノームを鳴らして練習していました。
ですが、実際のセッションではメトロノームなんてあるわけもありません。

できれば自分以外の楽器を抜いた伴奏音源(マイナスワン)を使った練習をするのが1番効果的です。
最近であればiOSやAndroidに対応したマイナスワン再生もできるiReal Proといったアプリもあるので便利です。

そもそも曲をあまり知らなかった

どスタンダートな曲にもかかわらず、あまり曲のことを知らなかったことが1番の原因です。
どこまでやったらOKかなんてことは決められませんが、スタンダードジャズバイブルReal Bookに載っている曲をサラッとでも一度弾いておくと安心です。

まとめ

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はじめからセッションが上手く行く人なんてなかなかいません。
最初はロストしたり、コードを間違えたり、全然アドリブができなかったり失敗するものです。
そういった失敗を重ねて段々とうまくなっていくものです。

最後にもう一つ、セッションが更に上手くなるコツがあります。
それは、録音することです。

バンド編成ともなると各楽器の音量もなかなか出るので、バンドの目の前よりは少し離れた客席にレコーダーを置きましょう。
ちなみに僕は物々しいレコーダーを置くと他の参加者の方を変に煽ってしまうので、さり気なくスマホで録音しています。
(くれぐれも無許可でネットにアップシないように!)

セッションは自分ひとりでは練習も難しく上達するのに時間がかかります。
何度かセッションに通ううちに気の合うメンバーが見つかるかもしれません。
そんな仲間を見つけられるのもセッションの醍醐味です。

さて、セッションに少しでも興味を持ってもらえたでしょうか?
参加費も安いところであれば1000円からあります。
「東京 セッション」、「大阪 セッション」などで検索すれば結構ヒットします。
口コミもTwitterなどでお店の名前を検索すれば出てきます。
たまには1人ではなく、みんなで音楽しませんか?

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