音楽制作にこそペンタブを使うべきだ

みなさんは音楽制作には何を使っていますか?
普通のマウスですか?
トラックボールですか?
僕はペンタブを使っています。

プライベートスタジオやレコーディングスタジオではよくトラックボールを使っていますよね。
省スペースで手も疲れづらいメリットがあるため採用事例も多いです。

ですがちょっとまってください。
細かい操作が多いDAWでマウスやトラックボールは適しているのでしょうか?

ペンタブの方がマウスやトラックボールよりも圧倒的に細かい作業に向いています。
というのも、ペンタブというのは基本的にポインタとペン先の位置が直感的に一致しているからです。
例えばペンタブの右端にペンをおけばポインタは右端にポイントされますし、ペンタブの左端ならポインタも左端といった具合です。

この操作感は オートメーションやコントロールチェンジ、ツマミ操作など 音楽制作で何百回とする作業で効率を一気に向上させます。

オートメーションを描きやすい

pentab_automation

見てください!このペンで書いているような滑らかさ!
ペンで書いてますからね。
そりゃ滑らかに書けます。(描けますといったほうが正確ですね)

トラックボールしかり、ペンタブも独特の操作感があります。
ですが慣れてしまえば思いのまま滑らかに、そしてスピーディーにオートメーションを描くことが出来ます。

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コントロールチェンジも描きやすい

pentab_cc

コントロールチェンジをマウスでキレイに描くにはそれ相応の慣れ、もしくは直線ツール、カーブツールなどの使い分けが必要です。
しかしペンタブであれば、 ただ描くだけでいいんです。
絵を描く道具なので、こういったアナログライクな操作には非常に向いています。

ツマミ操作は実機を触る感覚で

pentab_knob

DAWのミキサーやプラグインのツマミはとにかく多いです。そして細かいです。
しかし、 画面とペンが絶対的に一致しているペンタブでは そういった操作が非常にしやすいです。

スクロール操作が思いのまま

pentab_scroll

曲の規模が大きくなればなるほどスクロールをする回数が増えます。
マウスホイールをくるくると何回も回したり、Logicool系のスムーズスクロールやトラックパッドの慣性スクロールなど色々ありますが、どれもピッタリと思った位置で止まるようなスクロールには不向きです。

ペンタブであればペンもしくはタブレットに割り当てたキーを押しながらドラッグするだけで簡単にスクロール操作ができます。
一度にスクロールする量を多くしたとしても、ペン先の移動具合を調節するだけで良いのでコントロールしやすいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
まだまだDAWでペンタブを使うメリットはありますが、わかりやすく便利な点をあげました。

ちなみに僕が使用しているペンタブはWacom(ワコム)のIntuos Pro smallです。

※最新版はMサイズからのため、商品リンクはMサイズを貼っています。

鍵盤さえ置いていなければMサイズでもよかったのですが、スペースの関係上Sサイズを使用しています。
最初は画面解像度に対してペンタブサイズが小さかったため動きがピーキーでなんだこれは!となりました。
しかし、慣れてしまえば 手首の軽い横移動だけで2画面分の端から端までポインタを移動することができるので ものすごく楽です。
(ペンタブ1つで2画面分を操作できるマッピング設定にしています。)

音楽制作もイラストやレタッチと同等の繊細な操作を必要とします。
ペンタブは音楽制作用ではないと思っていた方にこそ是非一度試していただきたいです。

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