
演奏することが好きで好きでたまらない、人前で演奏して目立ちたい!
音楽をしているとふとそんな瞬間があります。
では自分の演奏で食べて行きたいとなったとき、どうすれば良いのでしょうか?
アーティスト、スタジオミュージシャン、音楽教室の先生など、様々な職種の方とお仕事をさせていただいた経験から紹介します。
アーティストになるとは
演奏(ヴォーカリスト含む)をする職業の中で1番わかりやすいのがアーティストです。
「アーティストになる。」
一言にそう言っても実際に生活が成り立つレベルとなると一握りです。
また、ポップスの場合は自分のオリジナル曲をもっている場合が多いです。
そのため、単純な演奏技術だけではなく、
- オリジナリティ
- 知名度
- 戦略性
など様々な要素が必要です。
言うまでもなく、オリジナリティが最も重要です。
音、フレーズを聞いただけで誰の演奏家わかるとアーティストとしての価値が非常に高まります。
そして戦略性もオリジナリティと同等レベルで必要です。
いくらいい演奏をしてもそれを聴かせる場所、人がないと意味が無いのと一緒です。
最近ではYoutubeやVimeo、ニコニコ動画など様々な宣伝手段があり、プロのアーティストと同じ土台で戦わなくてはなりません。
そのなかで自分を目立たせるためにはオリジナリティを活かした戦略的な宣伝が重要です。
戦略的な宣伝の例
具体例として、わかりやすく成功した例がDirty Loops(ダーティーループス)です。
メンバー3人共、欧州最古の音楽学校であるソードラ・ラテン音楽学校からスウェーデン王立音楽アカデミーに進学。 ソードラ・ラテン音楽学校時代、ヘンリックとは友人だったアーロンがジョナに声をかけ、3人でバンド結成。
_引用元 - Wikipedia
彼らは飛び抜けた演奏力を持って、レディー・ガガやジャスティン・ビーバーのヒット曲をカバーしました。
しかもただカバーしたのではなく、独自のアレンジが加えられたものです。
そしてそれらのカバー曲は共通して原曲の良さと、Dirty Loopsとしてのカラーを持っていました。
要するにすでに知名度のある曲を使って自分たちのアーティスト性を宣伝したのです。
すでに有名な曲なため検索される母数が違います。
しかもYoutubeならライブに行かなくても誰でも見れます。
そしてCD発売、来日公演、ツアーと成功を収めました。
音楽を陳腐化させない方法で宣伝をする成功例の一つです。
具体的に食べていく手段は何か?
メジャーアーティストとしてレーベル契約をするのが手っ取り早いですが、もっとも難易度が高いとも言えます。
そうではない収入手段としては以下も考えられます。
ライブと物販
ある程度の収入を得ているインディーアーティストは必ず、ライブチケットだけではなく物販も行っています。
むしろ物販の収入の方が多いなんてこともザラです。
そのために、出演料が低い、もしくは無い場合でも物販が見込めそうな場合はなるべく多くのライブに出演することをおすすめします。(知名度アップにもつながります。)
また、情報のポータルとなるウェブサイトもしくはブログを用意し、FacebookページやTwitterへのリンクを必ずはることをおすすめします。
「別バンドを聞きに来たけど、あのバンド(アーティスト)よかったな」となったくれた人を次のお客さんにできる確率が上がります。
まとめ
言ってしまえば音楽をやっている人はみんなアーティストです。
その中で職業として続けていくには、ただ自分が楽しむだけでけでなく、人を楽しませる必要があります。
いい演奏、音楽を磨くのと同時にそれを聞いてくれる人も同時に集めていく(宣伝していく)ことが大切です。